校長日誌

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2021年04年16日 | 校長日誌

2021年主な大学進学実績を更新いたしました。新型コロナウイルス感染症や入試制度変更など、どの受験生も苦労が絶えなかったと思いますが、清心生魂、なでしこパワーを発揮してくれました。卒業生の声「清心で学んで」(更新しました)「卒業生からのメッセージ」(今後、更新予定です)も同時に掲載しておりますので、お読みください。

また、新たな気持ちで再チャレンジする卒業生も母校は応援し続けます。

日頃なら、「ひょいと遊びにきました」「相談があるので、聞いてください」と気軽に訪ねてもらえる母校ですが、新型コロナウイルス感染症拡大防止のために、自由に来校していただけず、本当に心苦しいです。しかし、つながりを大切にしたい気持ちは変わりません。

日々、卒業生からのお手紙、メール連絡やメディアを通した情報などもお寄せいただき、ありがとうございます。

例えば、3月29日付の「似島平和資料館に地図模型を寄贈予定」記事の続報ですが、製作した卒業生(64期)が資料館開館式に参列したときのようすも送ってくれました。写真をどうぞごらんください。卒業後、ボランティアガイドを行っていたからこそのご縁です。関係の皆様、ありがとうございます。

中1の似島宿泊研修が中止となってしまい、今月、後輩たちが訪れることはできなくなりましたが、校舎から見える似島に思いを馳せてまいります。

今日も曇りの中、「安芸の小富士」、そして世界遺産宮島もくっきりと美しいです。

次は、西川美和監督最新作「すばらしき世界」(役所広司さん主演)の公開に続き、彼女の最新著書『スクリーンが待っている』(小学館)をご紹介します。映画製作の苦労が手にとるように伝わるだけでなく、エッセイや短編小説の筆致も見事です。中高時代のエピソードも時に織り交ぜられ、若干苦笑い…。

メディア関係では、NHK総合日曜日夜6時からの『ニュース地球まるわかり』が新しく始まり、担当の中山果奈アナウンサーの報道を視聴し、私自身も一週間の国際情勢を学んでいます。

他にも地元や首都圏、さまざまな地方のメディア関係で姿や記事に出会う卒業生の活動に教えられることが多々あります。さらに、他の分野のお仕事やボランティアなどでお会いしたり、連絡を寄せてくださったりすることもよくあり、助けていただき、大変心強いです。

先日も、東日本大震災の津波で流された貴重な木材などを使って作られたバイオリン(中澤宗幸『いのちのヴァイオリン』をご参照ください)のコンサート活動の支援をしておられる卒業生や、在校中、平和学習で出会ったことがきっかけで講師の関千枝子さんと文通を続け、卒業後も進学先の東京で交流(残念ながら昨年故人となられ)を行ってきた卒業生からの温かい便りが届きました。ありがとうございます。

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悩んだ時、迷った時、困った時。そんな時は、自分の良心のささやきに耳をすまそう。(『置かれ場所で咲きなさい』byシスター渡辺和子前理事長

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感謝と祈りのうちに

 

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