進路指導

 

「心の出会いを大切に!」21期生 田中 純子さん(広島大学医学部教授)

心の出会いを大切に!

21期生 田中 純子さん
 (広島大学理事・副学長 大学院医系科学研究科 疫学・疾病制御学 教授)

お茶の水女子大学理学部数学科卒業後、広島大学医学部助手。広島大学医学博士。米国ミネソタ大学客員准教授1992年短期滞在。2009年医学部教授、医学科長、副医学部長、評議員、2020年より理事・副学長。

高校時代の思い出は、フィールドゲームやバザー、窓から見える松と太田川放水路の遠景です。個性豊かな同窓生と感性豊かな10代を過ごせたことを心から感謝しています。理論より科学応用、特に医学分野の社会実装に惹かれ、縁があり今の道に進んできました。女性は多岐にわたるライフイベントもありますし、この時代の研究者は将来の保証もなく一寸先はわからない路でしたが、知好楽の精神を心に置き、多くの方の助けを得てきました。専門とする疫学は、集団を対象とした疾病対策や健康について研究していく分野です。現在、人類が直面している新型コロナウイルスの対策にも関わり、ウイルスの遺伝子解析や大規模疫学調査を行い研究を進めています。知られていないこと初めて明らかにしていく、科学のドキドキ感があります。皆さんも科学の世界に訪れてみませんか。分野融合研究が世界で進んでいます。異分野に飛び込んで自分の可能性を試してみてはどうでしょう。また、2020年ノーベル賞の受賞対象となった肝炎ウイルスの対策は私のライフワークとなりましたが、世界で2030年eliminationを目指すところまで進んでいます。これらのことは進路講演会の講師として話をさせていただきました。また、皆さんにお目にかかるのを楽しみにしています。

 

「自分の人生で、社会のどの部分を担うのか?」29期生 渡邊 聖子さん (テレビ東京宣伝部)

自分の人生で、
社会のどの部分を担うのか?

29期生 渡邊 聖子さん (テレビ東京宣伝部)

お茶の水女子大学文教育学部地理学科(現在は人文科学科地理学コース)卒業。 ㈱テレビ東京入社後は、営業、広報、報道、メディア事業を経て、現在の宣伝部へ。 宣伝部では宣伝デスクとして番組の宣伝方針決定・企画立案・部員の指導などを担当

清心在校中は水泳部(中高)と社会班(高)に所属。 社会班では学園祭用に模造紙に字を書いていた記憶しかないのですが、その頃の社会に対する問題意識がのちにテレビ局への就職につながったのだと思います。 水泳部では私自身の記録は平凡でしたが仲間に恵まれリレーで中国大会に出場することができました。 高3時には水泳指導員の資格を取得し大学時代には水泳を教えたりしました。 東京に出て多様な世界や人に出逢いたかったので、1年浪人して上京。 大学の講師だった明大教授のゼミ旅行に同行して中国や東南アジアに出かけました。 その縁でTBSの人と知り合う機会があり、何歳になっても好奇心旺盛で発展途上な部分に魅力を感じ、出版社志望からテレビ局志望に変更。 私の根幹には、自分が大事だと思っていることを人に伝えたいという思いがあります。
 自分が得意なこと、やり続けられること、やりたいことが全ての原動力になります。 「自分の人生で、社会のどの部分を担うのか?」を大切にして自分の未来を切り拓いてください。

「清心での日々」45期生 宮里 華子さん (弁護士)

清心での日々

45期生 小西 華子さん (弁護士)

平成16年 東京大学法学部卒 平成17年 検事任官 東京地方検察庁配属 平成18年 大阪地方検察庁配属 平成19年 和歌山地方検察庁配属 平成21年 退官 大阪弁護士会にて弁護士登録(竹林・畑・中川・福島法律事務所勤務)

清心で過ごした6年間は、今も私にとって大切な思い出です。 たくさんの友人にめぐまれ、毎日がとても楽しかったです。 今、同級生たちは国内外を問わず多方面で活躍していますが、その活躍を見聞きするたびに、私も刺激を受ける日々です。 また、大学進学にあたっては、特に塾等に通わなかったので、わからない勉強はすべて清心の先生に教えていただきました。 どの先生方も丁寧にご指導くださり、そのおかげで今日の私があるものと思っております。 私のころは、法曹界に進む人はほとんどいませんでした。 このたびHPでご紹介いただくことにより、法曹界で仕事をしている私のような卒業生がいることを知っていただき、同じ進路を考えている方の後押しになれば幸いです。

「清心で学んだ『愛』を実践していきたい」52期生 竹安 美彩さん

清心で学んだ『愛』を実践していきたい

52期生 竹安 美彩さん(歯科医師)

広島大学歯学部歯学科卒業

振り返ると、清心で過ごした6年間は、私にとって生涯忘れえぬ出会いと経験をした特別な時間だったように思います。憧れの学校に入学できた喜びも束の間、突然告げられた急性リンパ性白血病という病名。約1年にわたる闘病生活はそれまでの私の人生を大きく変えることになりました。しかし先生方はいつも変わらぬ大きな愛で包み、支え、見守ってくださいました。現在私は健康を取り戻し、勉学の傍ら献血推進活動に取り組んでいます。それは輸血によって私の命を繋いでくださった沢山の方々への感謝の気持ちと、かつての自分と同じように病気で苦しむ患者さんの元に血液を届けたいという思いからです。
清心での学生生活を通じて培われる私たちの心の成長は「心を清くし愛の人であれ」という校訓に集約されると思います。清心で学んだ「愛」を、今後も私なりに実践していきたいと思っています