校長日誌

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2020年04年24日 | 校長日誌

NHK「おはよう日本」の態勢変更により、本校のOG中山さんが今週、スタジオでのメイン アナウンサーとして登場すると聞き、リアルタイムでざっと、そして夜も録画して見入っています。今朝は、宇宙飛行士の野口聡一さんによる「外出自粛中の”過ごし方”」が印象に残りました。他にも、山中伸弥教授へのインタビュー(桑子さん担当)では、「医療従事者への感謝の気持ち」「ウイルスとの共存」といったことが丁寧に語られていました。後者は開設しておられるホームページを詳しく拝見するとして、今日は、野口さんのアドバイスを中高の生徒の皆さんにも伝えたいと思い、以下にまとめてみました。

半年近く宇宙ステーションに滞在された経験からのお話です。「狭い空間の中で、いかに健康的な生活を行うか?」という問いに対して、「自分なりのルーティンを確立してしまうと非常に楽になると思う。」という一言から始まりました。当時、「朝起きたら水を一杯飲んで運動すること」を日課とされていたそうです。そして「気持ちが不安定な時も『まずこれをする』と決まっているとペースをつかむ上では非常にいい。先の話を考え始めてしまうと本当に手がつけられなくなる。自分が今できることに集中することが一番大事で、気持ちが楽になる」「自分が今できることであれば、それにしっかり自分の気持ちを向けていける。この厳しい状況を乗りきる上でのひとつの生活のすべ」とおっしゃっていました。

そこで、オンライン授業の準備をしていた数人の教員に、ルーティンを聞いてみました。(朝とは限らないようですが…)

「教会の早朝ミサに参加する。」…これは、シスターとわかりますね。現在、ミサは非公開です。

「猫とハグする。」「犬の頭をなでる。」…家族の一員なのですね。「ご機嫌取りです。」という返事もありましたが、大事なコミュニケーションの取り方。我が家は金魚に「すいすいといいねえ」と声をかけています。

「夜、家族とトランプやUNOなどをする。」…微笑ましいですね。実際は、かなりの真剣勝負のようです。

「植物の水やりと観察」…私もそれに近いです。

    

なお、高Ⅱの皆さんにもオンライン授業配信が始まっています。家庭での利用時間の調整が必要かもしれませんが、どうぞ活用してください。他の学年の皆様も、クラス参加登録や来週の予定など、メルポコの諸連絡通り、ご準備をお願いいたします。

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新型コロナウイルス感染症に苦しむ世界のための祈り(英語版)  

Prayer for the World Suffering from the New Coronavirus Pandemic

O loving God,
Look kindly upon the world, now in great difficulty
Through the spread of the new coronavirus.
May necessary medical care be given to those who suffer from the disease.
Guide those who work toward ending the infection.
Protect all healthcare workers and all those who care for the sick.
Welcome the deceased into your eternal kingdom.
Fill them with everlasting peace.
May hands reach out to help everyone facing anxiety and confusion.
God, the source of hope,
Guide us in this crisis
That we may spare no sacrifice to prevent the spread of the infection,
That we may serve everyone in the world,
We ask this through our Lord Jesus Christ. Amen.
Mary, source of hope and comfort,
Pray for us in this hardship.
(Approved by the Catholic Bishops’ Conference of Japan, April 3, 2020)

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感謝と祈りのうちに

 

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