校長日誌

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2018年06年19日 | 校長日誌

6月18日の大阪北部地震に関して、被災された方々に心よりお見舞い申し上げます。余震なども含め、不安な日々をお過ごしのこととお察しいたします。また、16日の授業参観、クラス常任委員会、翠松会(保護者会)総会、学年・学級懇談、個人懇談では、保護者の皆様にお越しいただき、ありがとうございました。(当日のようすは、「今日の清心」をごらんください。)ところで、「2018高校生平和大使」に本校 高2のR・Sさんが代表の一人に選ばれ、16日に結団式が行われました。

彼女の抱負をご紹介します。

第21代高校生平和大使に任命されました。全国から選ばれた20名の大使で、8月末からスイス、ジュネーブの国連欧州本部を訪問し、高校生一万人活動で集めた署名を届けたり、スピーチをしたりと、1年間、核兵器廃絶と平和な社会の実現に向けてさまざまな活動を行う予定です。私が、今回応募したきっかけは、広島で生まれ育ったことにあります。小学生のころから原爆について学んだり、被爆者の方の体験証言や思いをお聞きする中で、核兵器はあってはならないものだと感じてきました。しかし、被爆者の高齢化や世間の無関心から原爆の記憶の風化がすすんでいます。これからは、私たちの世代が、被爆者が訴え続けてこられた核兵器廃絶や平和への思いを発信していかなくてはいけません。本当に微力かもしれませんが、1年間頑張っていきたいです。

高校生平和大使には、何度かこれまで先輩も経験しています。広島県内だけでなく、全国の都道府県からの代表との出会いも貴重な体験ですね。ノーベル平和賞候補にも挙がっているという知らせもありました。活動を今後とも応援していきたいと思います。

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柔和で寛容の心を持ちなさい。

愛をもって互いに忍耐し、平和のきずなで結ばれて、

霊による一致を保つように努めなさい。

体は一つ、霊は一つです。

それは、あなたがたが、一つの希望にあずかるようにと

招かれているのと同じです。

(エフェソの信徒への手紙 4章2~4)

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感謝と祈りのうちに

 

 

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