校長日誌

一覧へ戻る

2022年05年09日 | 校長日誌

5月7日(土)、2ヶ所に分かれて、創立者聖ジュリーをお祝いしました。今年のテーマは「One for All~みんなに愛を~」です。 すでに「今日の清心」でも紹介されていますが、私は世界平和記念聖堂(高Ⅲ・中1)に引率したので、そのときのようすをお伝えします。

 

ガイドラインに従い、2クラスずつのミサを2回に分けて行いました。ミサのはじめに、「平和の鐘」が鳴りました。司式は、1回目が荻神父様、2回目が深堀神父様でした。準備も含め、この度も幟町教会の皆様に大変お世話になり、ありがとうございました。

高Ⅲ宗教・ミサ係が二回のミサとも先導しました。大仕事です。あとで登場する中1の係さんも見事に役目を務めました。

聖書朗読…「コリントの信徒への手紙 一 13章1~13節」…「愛」についての有名な箇所です。

深堀神父様からは「何のために聖ジュリーをお祝いするのでしょうか?」と目的を問われ、聖ジュリーの生き方と私たちの実践へつながるあり方を示してくださいました。  

共同祈願…学園のために、感謝の祈り、新型コロナウイルス感染症で苦しむ世界のために、世界平和のために、73期のために、68期のために…と、唱えられました。

奉納行列…パンとぶどう酒、そして、ジンバブエ(姉妹校やノートルダムの施設)への募金、花束の祝福

平和の挨拶…お互いが平和を願って挨拶しあうとき、高Ⅲから中1ひとりひとりへのカードが渡されました。一枚一枚に「お姉さん」の愛が込められています。

ミサ中、瀬川先生による素敵なパイプオルガンの音色が響きました。(後ろ側の二階席をごらんください。ケルンからの贈り物です。)

ミサ後、バッハとメンデルスゾーンの2曲を演奏してくださいました。中1は初めてでしたし、高Ⅲは中1のときに耐震工事で聴けなかった分、感激もひとしおだったと思います。ありがとうございました。

例年はこのあと、講話や聖堂見学、聖堂内外の掃除などをさせていただくところ、2回のミサでこの日の予定を終えました。昨年、一昨年と通常通り実施できなかった無念も思い出しながら、今日の感謝の祈りを捧げました。

校内でのようすは「今日の清心」でごらんください。一枚、微笑ましい光景を…中2~高Ⅱまで、ミサの前後に、ボランティア活動として「おしもふき」を、担任が生徒と共に縫っている姿です。

少しでも皆様のお役に立てれば幸いです。

*********************

中1学年団による共同祈願より~中1 73期生のために~

73期の皆さんが入学してから1ヶ月が経ちました。オリエンテーションや宿泊研修を通して,入学当初の緊張感から解放され,お互いのことをより良く知ることができるようになってきました。これから清心で過ごす6年間で,どんな逆境にあっても希望を抱き続けた聖ジュリーのように,精神的な強さと優しさを兼ね備えた,心豊かな女性へと成長していけますように。神様,どうぞ私たちをお導きください。

*********************

感謝と祈りのうちに

 

←前の記事 |  次の記事→

一覧へ戻る