校長日誌

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2019年09年06日 | 校長日誌

今年度も、東京と広島のカトリック校がつながる出会いに感謝いたします。田園調布雙葉小学校六年生の広島研修の初日、本校の高1・高2生徒(審議委員+P-step同好会)がお手伝いさせていただきました。かなり蒸し暑い日でしたが、心温まる交流でもありました。

 

東京はかなり涼しかったと聞きますので、まずは児童・生徒の皆が体調を崩さないようにと祈りました。貸切の被爆電車が原爆ドーム前に近づき、車内の姿が見えたと同時に、お互い手を振りあい、気持ち良く出会うことができました。この出会いの前には、広島にいらっしゃるおばあさまが「孫の姿をこっそり見に来たんですよ。」という微笑ましいお姿もありました。

  

挨拶を行ってから、班ごとに児童の皆さんと清心の「お姉さん」が川べりを歩き、セレモニーの場まで向かいました。出会ったばかりとはいえ、お互い感想や質問が飛び交っている班もあったようです。

原爆死没者慰霊碑前での厳かなセレモニーの祈り

  

実に素敵な歌声でした。♪いのち♪ ♪地球星歌♪ ♪生きるということ♪ が原爆で亡くなられた方々の御霊に届いたことと思います。私たちも共に献花をさせていただきました。

 

4月末にリニューアルされた資料館内は、修学旅行生でかなり混雑していましたが、どの展示も熱心に真剣に見学していました。遺品や市民が描いた絵の重みは、言葉にならないものの、長い見学時間が確保されていた分、じっくりと展示に向き合うことのできた若者たちでした。最後に行われた「原爆の子の像」前でのセレモニーでは、折り鶴が献げられ、歌声や祈りが空いっぱいに広がりました。

 

私自身は四回目のおつきあいとなりますが、毎回心が洗われます。小学生・高校生のこの出会いの機会をいただいたことは、今、そして未来の平和につながる第一歩、二歩と確信しています。南部校長先生をはじめ、引率された教職員、児童の皆様、有り難うございました。爆心地経由で本通りを一緒に歩くときがわずかなおしゃべりタイム。到着した旅館では、私たちのために冷たいお茶を用意してくださり、お心遣いに感謝申し上げます。皆さんは、翌日以降、宮島見学、被爆体験講話や世界平和記念聖堂でのごミサが続くと聞いています。充実した旅を過ごされますよう、心からお祈り申し上げます。

次回、(2)として、参加した高校生の声をお届けします。

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神よ わたしの声を聞いてください。 わたしたちがいつも憎しみには愛、不正には正義へのまったき献身 貧困には自分の分かち合い、戦争には平和をもって、こたえることができるよう 英知とと勇気をお与えください。神よ わたしの声を聞いてください。そして、この世に、あなたの終わりなき平和をお与えください。(世界平和記念聖堂 ヨハネ・パウロ2世胸像 背面の祈り)

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感謝と祈りのうちに

 

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