校長日誌

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2021年03年31日 | 校長日誌

今年度は生徒たちの活動が大幅に制限されることも多かったのですが、その中でも年度末に精一杯取り組んだ活動や言葉をご紹介して、今年度最後の日の日誌といたします。皆様にお世話になり、誠にありがとうございました。

「きちほん新喜劇」(同好会)は、5月の学園祭は中止、12月延期予定の公演も前日に中止という状況にも負けず、3月18日(木)にようやく発表することができました。大いに笑いを届けてくれました。

公開行事としての音楽会は中止となりましたが、練習の対策・工夫を重ね、学年またはクラスごと(高Ⅰ・Ⅱは音楽選択者合同で)の合唱に取り組み、年度末に発表したり、編集録画を視聴したりしました。

中学音楽部は、卒部コンサートを企画しました。歌えない辛さ、集まれない困難を受け止めながら今日の日を迎えた熱い思いが痛いほど伝わってきました。

全国とつないだ「海外プロジェクト探検隊」に参加した高校生の感想です。このプロジェクトについては、3月6日付の「今日の清心」をごらんください。

このプロジェクトでは、合計5日間にわたって、環境について考えていきました。1日目から3日目にかけては、地球温暖化などの環境問題やその切り札となるCCUS等を学んだり、ピーター・フランクルさんの講演をうかがったりしました。また、4日目は脱炭素社会に向けて、CO2を素材とする新商品の企画を考え、5日目に発表という形でした。私たちのグループでは、防じんマスクを企画しました。仲間と切磋琢磨しあい、その結果、発表では大成功を収めることができました。このようなプロジェクトに参加するのは初めてでかなり緊張していたのですが、メンバーからたくさんの刺激を受け、自分の物事の視野を広げるよいきっかけにできたのではないかと思っています。このような企画に参加させていただき、ありがとうございました。(高Ⅰ Aさん)

今、学校では、中3~高Ⅱまでの希望者参加による「エンパワーメント・プログラム」が実施されていますが、自分をしっかりと受け止め、出会いを活かし、新たな何かを生み出していく生徒の皆さんは実に頼もしいです。関係の皆様には大変お世話になり、ありがとうございます。昨日は、ある中学生から「ロボカップジュニアジャパン」という国際プロジェクトの説明を聞き、とても興味深かったです。(このご紹介はまた後日をお楽しみに。)

今年度も日誌をお読みくださり、ありがとうございます。この春休み中も、卒業生や国内外のカトリック学校などからのお便りもいただき、感謝申し上げます。新年度もまだ心配な状況、感染症対策などは続きますが、今週の聖週間が心豊かな日々となりますように。次回の更新は、復活祭(4月3日)後の予定です。どうぞ皆様、お身体を大切にお過ごしください。

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感謝と祈りのうちに

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