校長日誌

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2020年11年19日 | 校長日誌

11月14日(土)翠松会懇談会が行われました。朝早くから保護者の皆様にはお世話になり、誠にありがとうございました。お知らせが遅くなり、失礼いたしました。

まず、クラス常任委員会は、翠松会会長をはじめ、各学年の役員の皆様、クラス常任委員の皆様の参加により、進行されました。今後ともよろしくお願いいたします。

 

 

 

その後、時差開始により、高校と中3は学年懇談、中2は学年・学級懇談、中1は学級懇談を行いました。授業参観も実施できない中で、学年や学級から学校でのようすを聞いていただいたり、皆様が直接会ってお話していただいたりしました。誠にありがとうございました。

 

例年、講演会を実施するところを、この度は翠松会会長と校長の対談形式で学校のようすや翠松会活動についてのお話をさせていただきました。以下、少し長くなりますが、内容を一部ご紹介いたします。

三宅会長より

Q 学校では新型コロナウイルス対策としてどのような対応をされていますか?

A まずは休校中から今に至るまで、日々、ご家庭の皆様のご配慮、ご協力への感謝を申し上げます。「心を清くし 愛の人であれ」という学園精神をもとに、学校としても皆様の命を守る取り組みをさせていただいております。毎朝、検温カード、健康チェックへのご協力に今後ともよろしくお願いいたします。学校は基本的に健康な状況の中で過ごしているという認識のもと、多感な中高生をお預かりしていますので、元気で過ごしていると思ってくださればと思います。但し、心配な場合は、ご家庭に連絡させていただきますので、無理をされませんように。病院での受診などもお願いいたします。もちろん、ご家庭からのご連絡やご相談もお待ちしております。警戒・対策はできる限りのことを行いつつも、適切な対応になるように、学園本部、学校医などとも連携し続けていきたいと思います。学校としましては、手洗い、適切な消毒、マスク着用、ディスタンス、三密を避ける努力をしてまいります。換気と防寒との両立、そして、お互いを支え合えるような取り組み、誹謗中傷や差別といったことのないように、努力してまいります。

今年度、本校は「人にしてもらいたいと思うことを自ら実行しよう」という目標を掲げ、「挨拶、瞑黙、掃除、校内外のマナー」という基本事項の確認もしております。例えば、マスクコミュニケーションの基本は笑顔の挨拶です。チャイム中の瞑黙は昨今、「マインドフルネス」のあり方としても注目されておりますように、目を閉じて、呼吸と姿勢を整え、今をみつめることで心が落ち着くこともあるかと思います。いずれにしても、最大限の対策を行い、健康安全に気をつけていく予定です。

Qコロナ禍において生徒たちの学校生活も例年と違うところが多くあったと思います。2学期以降の学校の様子はどうでしたか?3学期の行事予定はどんな感じでしょうか?来年度から中学の新学習指導要領が始まり、再来年度から高校の新学習指導要領が始まると聞いています。ノートルダム清心では新学習指導要領にどのように準備していきますか? 

学校行事に関しては、各学年でのご報告をご参照ください。2・3学期は学年ごとやリモート配信を活用した学校行事(スポーツ関係やフィールドワーク、クリスマス行事、入試関連、研修旅行、音楽会・美術書道展など)の悩みと創意工夫についてお話させていただきました。

学習関係についても、社会の大きな変化に伴う教育活動の変化への本校の取り組みをお話いたしました。小学校が今年度、中学校が来年度、そして高校が再来年度から新学習指導要領が始まっていきますので、そのスタートに合わせて教育課程や内容、方法を準備しているところです。大学共通入学テストが近づいてまいりましたが、来年度以降も新しい情報を常に多角的に収集し、進路実現を達成できるよう努めてまいります。(「学園だより」でも全体、各部署・学年の取り組みについてもご報告させていただいておりますので、どうぞお読みください。)

学びの質を高めることが求められています。探究活動を重視していくという意味で、全教員が関わる探究新プログラムの立案中です。中学生も探究的視点を入れた教育活動にチャレンジしているところです。そういった意味で、教科学習、総合学習、探究学習などにおいて、情報技術の活用を具体的に進めているところです。同時に、情報リテラシーの必要性も痛感しておりますし、生徒の皆さんの安全を守っていく役目も重要と認識しております。

2021年度翠松会バザーについて (神垣より)

Q 来年の翠松会バザーの準備状況はいかがですか? 来年のバザーでは商品販売がなくなりますね。 来年度以降もずっと商品販売がなくなるとなると、翠松会の収入も減るのではないですか?どのような対策を考えておられますか?

A 来年のバザーを万全の体制で迎えられるように準備をすすめています。とはいえ、コロナの状況があり、今はどうなるかわからない部分が多いのですが、各部を中心にいろいろな検討をしているので、あたたかく見守ってほしいと思います。今年は生徒達に我慢させること、諦めさせることが多かったが、学園祭は生徒たちが楽しみにしている行事なので、大きなトラブルなく実施されることを願っています。

 2021年の翠松会バザーから今までひまわりホールで実施していた商品販売がなくなります。これはコロナ禍もあるが、保護者の負担を考え以前から検討していたことで、たまたまコロナのタイミングと重なりました。ただし、くじ引きやゲームは引き続き実施するので、景品となる商品提供をお願いしたいです。地区会、バザー委員の方々には引き続きお世話になりますが、よろしくお願いいたします。

 バザー収益が大幅に減ることで、翠松会全体の支出の削減案、収入の増額案もいろいろと提示されました。

Q コロナ禍の影響で変わったことは他にもありますか?

A この度は、新年懇親会の中止というお話がありました。また、2020年はコロナ禍により地区会の顔合わせが実施できたところと、できなかったところがありました。できたところでは、保護者どうしの連絡先交換などができて良かったという報告を受けています。地区会は今までバザー商品の収集が主な仕事でしたが、保護者どうしの情報交換の場として重要であると認識しています。

この他、学校から食堂の状況などもお話させていただきました。司会の保護者の方がまとめてくださったように、今後何かと課題が続いていますが、お互い支え合えるように、今後ともどうぞよろしくお願いいたします。どうもありがとうございました。

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互いに愛し合うこと、これがあなたがたが初めから聞いている教えだからです。(「ヨハネの手紙 一」3章11節より)

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感謝と祈りのうちに

 

 

 

 

 

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