校長日誌

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2019年11年07日 | 校長日誌

11月1日(金)学園慰霊祭ミサで、学園関係物故者の方々の永遠の安息を祈りました。今回の司式は廿日市教会の金神父様で、静かに訥々と語りかけられました。聖歌隊をはじめとした歌声が会場に響く中、祈りを献げました。前日の首里城火災に衝撃を受ける中、高1がつい先日、研修旅行でお世話になった沖縄にも思いを馳せました。心よりお見舞い申し上げます。

聖歌隊(高校合唱部・中学音楽部)

説教:「神父様が韓国のこと、災害のことなどいろいろなお話をしてくださって、世界のいろいろなことを学べたような気持ちになりました。神父様が優しい声色で、温かな思いに包まれているかのようでした。」「『生と死は分かれているものではなく、つながっているもの』という言葉が心に残りました。」「『落ち葉は死んだ葉だけれど、新しい葉の肥やしになる』という話が心に残りました。亡くなられた人も今、生きている人の心に残っていているんだなあと思いました。」「生と死を別々に考えるのではなく、同じものとして捉え、悲しみから立ち直ることが死者に対する思いの返し方という神父様の言葉に感動しました。」(生徒の感想より)

奉納

共同祈願の一部より(担当:高2)

〇学園関係物故者のために祈ります。学園のために力を注いでくださったシスター方,教職員,学園関係者の皆さまが,神様のみもとで安らかに憩うことができますように。かけがえのない一人ひとりの人生を顧み,神様の慈しみを注いでください。また,私たちが日々,学校生活を送れることに感謝しながら,周りの人々を大切にし,自分たちにできることを実践していくことができますように。

〇世界や日本の災害等
世界各地で起こった災害や事故の犠牲になられた多くの方々のために祈ります。先日も東日本で台風19号の甚大な被害がありました。国内では九州北部豪雨災害,海外ではインドでの洪水,パキスタンでの地震など,世界各地で多くの災害が起こっています。犠牲になられた方々が,神様のみもとで安らかに憩うことができるよう,慈しみを注いでください。

「毎年、慰霊祭のミサに参加すると、生きることについて考えるきっかけになるので、大切な時間だと思いました。」(生徒の感想より)

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わたしが天から降って来たのは、自分の意志を行うためではなく、わたしをお遣わしになった方の御心を行うためである。わたしをお遣わしになった方の御心とは、わたしに与えてくださった人を一人も失わないで、終わりの日に復活させることである。(「ヨハネによる福音書」6章38~39節)

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感謝と祈りのうちに

 

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