校長日誌

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2019年10年23日 | 校長日誌

本校に二度、講演にお越しくださったフォトジャーナリストの安田菜津紀さんは、2014 年から毎夏、高校生の東北スタディツアーを企画されています。応募者の中から今年、本校高ⅡのS・Nさんが参加者の一人に選ばれました。その報告を寄せてくれましたので、ご紹介します。

(C)2019 安田菜津紀

今年の夏休みにフォトジャーナリストの安田菜津紀さんと行く東北スタディツアーに参加しました。このツアーでは、東日本大震災の被災地を実際に訪問し、被災された方々からお話を聞かせていただきました。直接お話を聞くのは初めての経験だったので、お話の全てがとても衝撃的で自分の無知さを痛感しました。

被災地から遠い場所では、実際に大きな震災を経験した人々と比べて、防災意識が低いことも分かりました。災害は誰にでも起こりうることだし、命は当たり前にあるものではい。ということを改めて認識し、防災意識を高めていく必要があると感じました。

11月23日(土)に東京でのギャラリートークに参加します。東京にいらっしゃる方はぜひお越しください。

(C)2019 安田菜津紀

安田さんたちは、この10月に「Dialogue for People」というNPO法人を立ち上げられました。来年度のフォトカレンダー(壁掛・卓上二種類)を作成され、売り上げはこの会の活動に活用されるとのことです。

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「子どもたちの表情には、その社会の姿が如実に表れます。紛争や貧困、格差や抑圧によって、子どもが笑えない社会は決して豊かとはいえないでしょう。私たちは彼ら、彼女たちが輝く瞬間をどう、守っていけるでしょうか。」(安田菜津紀さんからのメッセージより)

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感謝と祈りのうちに

 

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