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アイコン:花進学状況Course Situation

知的探究心に応え、希望する進路を実現する

生徒たちの知的探究心に応える高度な学びを実践し、将来への可能性を広げていきます。幅広い教養を土台とし、自分の目指す進路へと結びつく学習を積み重ねます。

中1・中2では、興味関心を広げ、学習習慣の確立を図り、基礎学力を養成していきます。中3・高Ⅰでは、社会に視野を広げて自分の将来を模索し始めると同時に、そのための学力を充実させていきます。高Ⅱ・高Ⅲは、具体的な自分の進路に向けて実力を発展・深化させていきます。中高一貫校の特性を生かし、中学校で高等学校の科目を一部導入するなど、効率的な学習を行っています。落ち着いた学習環境のもと、学校全体できめ細やかにサポートし、着実に学力を伸ばしていきます。

進路実績

過去3年間の進路状況を抜粋して掲載しています。下記の「進学状況」ボタンからPDFをご覧いただけます。

  • 国公立大学

    大学名 入試年度別合格者数
    2018年度 2019年度 2020年度 2021年度 2022年度 2023年度
    北海道大学 2 3 1 2
    東北大 1 1 1 1
    筑波大 1 1
    お茶の水女子大 2 1 2
    横浜国立大 2 3 1
    東京大 3 2 3 2
    一橋大 2 1 1
    東京工業大 1 1
    東京医科歯科大 1 1
    東京外国語大 1 2
    名古屋大 1 2 2
    京都大 1 3 4 4 2
    大阪大 8 4 7 9 8 6
    神戸大 4 7 8 6 8 1
    岡山大 2 2 3 4
    広島大 30 32 30 40 28 32
    山口大 10 8 9 3 8 8
    九州大 11 8 9 9 8 8
    その他国立大学 15 32 15 12 16 15
    公立大学 15 19 14 16 16 11
    合計 105 117 109 114 98 96
  • 私立大学

    大学名 入試年度別合格者数
    2018年度 2019年度 2020年度 2021年度 2022年度 2023年度
    慶應義塾大 16 16 11 7 3 4
    早稲田大 11 10 12 13 11 11
    上智大 3 1 8 7 4 7
    東京理科大 15 9 7 14 4 15
    国際基督教大 1 2 1 1
    青山学院大 4 5 2 8 7 4
    中央大 7 17 5 10 1 2
    法政大 3 3 6 4 2
    明治大 14 14 15 22 7 8
    立教大 4 5 10 9 7 4
    同志社大 23 43 31 33 38 36
    立命館大 45 62 53 64 32 59
    関西大 7 12 14 18 14 34
    関西学院大 19 18 22 22 27 34
    京都薬科大 5 6 4 3 3
    大阪薬科大 2 2 7 6
    大阪医科薬科大 6 5
    神戸薬科大 2 2 2 2 4 3
    その他私大 125 202 172 173 177 147
    合計 303 412 381 418 350 378
  • その他(文部省管轄外の大学校など)

    大学名 入試年度別合格者数
    2018年度 2019年度 2020年度 2021年度 2022年度 2023年度
    防衛大 1 2 1
    防衛医科大 2 2 2
    海上保安大 1
    合計 0 3 2 4 0 2
  • 国公立大学医学科(別集計)

    大学名 入試年度別合格者数
    2018年度 2019年度 2020年度 2021年度 2022年度 2023年度
    千葉大学 1
    福井大学 1
    山梨大 1
    浜松医科大学 1
    大阪大学 1
    広島大 6 7 5 10 5 5
    岡山大 1 1 2 1
    鳥取大 1 1
    島根大 1 1 1 1
    山口大 1 3 1 1 2
    徳島大学 1 1
    香川大学 1 1
    愛媛大 2 1 1 1
    九州大 1 1 1 1
    佐賀大 1 1 1
    長崎大 2 2 1
    熊本大学 1
    宮﨑大 1 1
    鹿児島大 3 1
    琉球大学 2
    京都府立医大 1 1
    合計 12 22 14 19 10 16

合格者からのメッセージ

  • 大阪大学 薬学部 T・Oさん(2023年3月卒業)

    私は、6年間清心に通うことができてよかったと心から思います。

    清心は、自ら学習できる環境が整っていると考えます。学校の授業と定期テストで基礎を身につけることができました。私は学校の自習室をよく利用し、勉強時間を確保していました。自習室で集中力が切れても、丘の上にある清心から見渡せる美しい景色を見れば、自然とやる気がわいてきます。先生方は、質問に行ったり添削をお願いしたりすると、いつも丁寧に応じてくださるので、受験という大きな試練にも自信を持って立ち向かう学力を培うことができました。

    また、クラブ活動では、楽しみながらも真剣に取り組み、仲間とお互いに刺激し合うことができると思います。私が所属していた書道部では、年に1回ほどのペースで、部員が力を合わせて作品を作り上げる「書道パフォーマンス」をおこなっています。皆が積極的に意見を出すことで、より良いものをつくることができました。

    私は清心が女子校であることにも魅力を感じています。女子ばかりだからこそ団結力も素晴らしく、共学では男子が担当するような仕事や作業も、性差なく自分たちですることで自立心も養われたと思います。また、気を遣わず素の自分を出せるので、一人一人の個性が発揮され、気の合う友達を見つけやすいのも女子校の特徴です。

    私がここまで充実した学校生活を送ることができたのは、たくさんの素敵な先生方、友人たちのお陰です。皆さんにも清心で良い出会いがあることを願っています。

  • 東京外国語大学 国際社会学部 A・Kさん(2023年3月卒業)

    ノートルダム清心の大きな特徴は、中高一貫の女子校だということです。初めは知り合いがほとんどいない状態からのスタートですが、終わる頃には、きっと小学校で6年間過ごした友達よりも深い関係の友達が大勢いることでしょう。

    私は清心生のお互いを尊重し合う姿勢が好きでした。私は自分を否定されないこの雰囲気の中で自分らしく自由な学生生活を送ることができたと思います。

    私は合唱部に所属していました。コンクールに毎年挑戦し、外部でも多くの発表の機会をいただきました。これもある意味、清心だからこそ出来たことだといえるでしょう。外部行事にたくさん呼んでいただけたのも、講師の先生方をはじめ、これまでの先輩方の熱心な活動実績があったからだと思います。清心は勉強ばかりしていると思われがちですが、実は40以上ものクラブや同好会があるので、様々な活動に取り組むことができ、清心だからこそ可能なことも多くあります。勉強と部活を両立したいと考えている方にとって、清心は良い環境であると思います。

    学習面でも、言わずもがな清心は良い環境です。清心には勉強が得意な人がたくさんいます。私も猛勉強をしている友達に負けたくなくて、勉強するようになりました。清心には目標となる人が多くいます。そのような人たちと関わり切磋琢磨するのも、楽しそうだと思いませんか?

  • 京都大学 理学部 H・Mさん(2022年3月卒業)

    清心で過ごした中高6年間を振り返ると、この学校に通ってよかったと心から思います。この6年間で私が感じた清心の魅力を、学習、友人、委員会活動に分けてお伝えします。

    学習において、清心の環境は私にとって理想的でした。私は中学生のうちは勉強することにあまり積極的ではありませんでしたが、学校の授業だけで十分に基礎力をつけることができました。特に英語と数学に関しては、清心での学習によって、後の学習のためのしっかりした土台が中学生のうちから形成されていったと思います。高Iになってから化学に興味を持ち始め、自主的に勉強するようになった時には、先生方は授業の発展的な内容の質問も快く受け入れ、説明したり一緒に考えたりしてくださいました。高II、高Ⅲになると周りの雰囲気も自然と学習に意欲的になって、スムーズに受験勉強に移行できました。放課後の職員室にはいつも質問のために来た生徒が絶えず、先生方は可能な限り丁寧に答えてくださっていました。同じ立場にある友人達と、学校の自習室で互いに相談しあい、励まし合いながら日々を過ごすことで受験勉強等に対するストレスは大幅に緩和されたと思います。また、私は高Ⅲの12月末ごろに突然進路変更をしたのですが、決断のきっかけや後押しをくれたのも一緒に勉強を頑張っていた仲間達でした。清心の先生方の、生徒の意志を第一に尊重する進路指導のおかげもあって、悔いのない選択ができたと思っています。

    次に友人についてです。私は清心で本当に良い友人に恵まれたと思います。毎日一緒に放課後学校に残り、帰る時間まで校内を歩き回ったりしていました。また、中・高を通して昼休みには時間があれば体育館に行き、体を動かしてもいました。毎日気の合う友達と楽しく過ごしていた清心での日々は本当に心から幸せでした。他にも、自分とは違う能力を持っていたり異なる分野に興味を持っていたりする友人と交流することは、私に良い刺激をたくさん与えてくれました。

    最後に委員会活動について、私は6年間学園祭実行委員に所属していました。私のいた学年は委員会活動へのやる気に溢れていて、自分たちの代の学園祭を最高のものにするべく全力で委員会活動へ取り組んでいました。感染症の流行によって開催できなかったことは本当に心残りですが、先生に優しく見守られながらの生徒主体の委員会の活動で得た経験は、他ではなかなか得られない貴重なものでした。清心の委員会活動は先生が活動内容を指示するのではなく、生徒が主体となって動いているのが特徴的だったと思います。

    以上が、私が感じた清心の大きな魅力です。これを読んでいる皆さんの学校選びの参考にして頂ければ幸いです。

  • 一橋大学 商学部 M・Mさん(2022年3月卒業)

    私は清心での6年間を通じて、大きく変化しました。友人や先生との関わりを通して、自身を学力の面でも、人間性の面でも成長させることができたと自負しています。

    まず学習についてですが、私は学校に入り浸って勉強していました。朝は7時半から、放課後は7時まで学校にいて、自習室はほぼ毎日利用していました。おかげで学校=勉強する場所、というイメージがつき、登校するときには頭を勉強モードに切り替えることができました。また、先生にも過去問の添削などを積極的にお願いしていました。塾には通っていませんでしたが、学校の先生のレベルに不足を感じたことは一度もありません。それどころか、重箱の隅をつつくような私の質問にも丁寧にそして的確に答えてくださる先生方には、いつも頭が上がりませんでした。高2のときからの第一志望校に合格することができたのは、全て清心での学習のおかげであると思っています。

    もちろん清心での6年間では、学習面以外でも様々な活動を行いました。私は高校では文芸部、カトリック研究会、図書委員の3つを掛け持ちしていました。人を惹きつける文章を書き、皆を纏めるのが上手く、独創的なイベントを考えついて実現させる。3つの全てに私にはない能力を持つ同級生や先輩、後輩がいて、私も頑張らなければ、と大きな刺激を受けました。またエンパワーメントプログラムやレシテーションコンテストといった、英語を用いるイベントに参加したことも、授業で学んだ英語を実際に活用することができた点でとても印象深いものでした。他にも、清心の廊下に置かれていたパンフレットに惹かれてインドへ1か月間留学し、そのときの仲間が立ち上げたNPOに参加しました。今ではそこで国際交流会、日本語教室などの事業を行っています。

    清心には部活、委員会、ボランティア、国際交流など、様々な活動を行うための基盤が整っていると思います。学校自体で行われているもの、外部のものなど、多くの活動に参加する機会があります。これから入学される皆さんには、興味を持った活動に積極的に参加して欲しいです。

    私が清心でここまで成長することができたのは、私を応援し、優しく、時には厳しく指導してくださった先生方、そして私の目標となり、常に刺激を与えてくれた友人たちのおかげであると思っています。皆さんも清心でそのような方々に出会い、心身ともに成長していかれることを願っています。

  • 広島大学 医学部医学科 Y・Mさん(2021年3月卒業)

    私は中⾼の6年間、三次市から⽚道2時間半かけて清⼼まで通いました。同じ三次市から通学するお姉さんや後輩が、次第に清⼼の近くから通学する形に変えていく中、私は卒業まで三次からの通学を続け、塾には⾏かず、第1志望の⼤学に合格することができました。⾃分の⽬標を達成することができたのは、清⼼でのさまざまなサポートがあったからだと思っています。

    まず勉強⾯では、学校の⾃習室を利⽤し、同学年の仲間と互いに気持ちを⾼めあって取り組みました。先⽣⽅はどんな質問にでも、優しく丁寧に答えてくれました。⾃分の希望に添った⾯談や、⼊試で必要な⾯接の練習をしてもらい、⼒をつけることができたと思っています。進路に関するHRや講演などの機会も多く、⾃分の将来について考える時間をしっかり持つこともできました。学年などを単位とした集団への進路指導と同時に、⼀⼈ひとりのサポートも丁寧に行ってくれるのが、清⼼の強みだと感じています。

    次に⽣活⾯についてですが、私は6年間、陸上部に所属していました。陸上部は週4⽇活動があり、下校時間ぎりぎりまで全⼒で取り組んだので、帰宅する時間が遅くなり、自宅での勉強時間を十分に取れないこともありました。しかし、クラブ活動によって体⼒と、時間を上手く使って勉強する⼒を身につけることができました。高3になって、この⼒が本当に役に⽴ちました。

    ⾼1の時に平和に関する活動に取り組む「P-step」という同好会を⽴ち上げ、仲間とさまざまな活動を⾏うなど、委員会活動や課外活動などにも積極的に取り組みました。特に、⾼校の3年間は、審議委員として活動しました。審議委員会は、委員会や学年の枠を超えて問題意識を持ってさまざまな取り組みを行う委員会です。特に高2の時には生徒会長として、委員会活動で中心的な役割を担い、学校創立70周年の記念行事や、SDGsの取り組みを進めました。

    私がこのように多くの活動に積極的に取り組むことができたのは、同級⽣や先輩・後輩、そして先⽣⽅のサポートがあったからです。清⼼でしか出会えなかった⼈々、清⼼でしかできなかった経験。私が清⼼で得られたものは、数え切れないほど多いです。⼼から清⼼に来てよかったと思っています。

  • 東京大学 文科Ⅰ類 S・Hさん(2021年3月卒業)

    私は清心で実りの多い6年間を過ごし、大きく成長することができました。 まず、勉強についてです。中3の担任の先生に東京大学を勧められたこともあり、高1の時にオープンキャンパスに参加し、東京大学を目標と定めました。

    高1までは学校の勉強の予習・復習を徹底して行いました。清心の授業や先生の作られるプリントは質が高く、受験に必要な基礎学力は日頃の学校の勉強で培うことができた、と実感しています。高2からは教科の先生と相談し、参考書や大学入試の過去問を添削してもらいました。新型コロナウイルス感染症対応による休校中でも添削を続けてもらえたので支障なく受験勉強が進み、とても安心できました。

    先生方は大学の傾向や対策にとても詳しく、受験の直前期には温かい励ましをもらって、自信をもって受験に臨み、合格することができました。また私は、学校の自習室を利用しました。友人と情報を交換したり、応援しあったりできる環境はとても貴重で、利用してよかったと思います。

    もちろん清心は勉強だけでなく、さまざまな活動が盛んです。特に印象深いのは、学園祭実行委員として活動したことです。委員や先生と調整を重ね、多くの生徒を動かすことはとても大変でしたが、自分の手で企画・実行する難しさ、成功した際のやりがいと委員同士の団結を体感しました。

    また、学校創立70周年記念行事の委員としてキャスターの国谷裕子さんとの対談や、クラスのSDGs活動を企画・実行したことは、校外の方とも協力する良い経験となりました。学園祭実行委員の活動では特に同学年の委員と横の連帯を強めることができましたが、70周年記念行事では、中1から高3までの委員と共に活動したことで、縦の結束も深まりました。

    また、先生方は、校外での活動への参加も後押ししてくれました。広島県・市の主催する国際平和活動に応募する際は、アドバイスをしてくれただけでなく、参加後には活動を発表する場を多く設けてくれました。発表を通して自分の活動を同級生と共有することで、自身の体験を客観的に見直すことができ、また同級生の活動にも刺激を受けました。

    以上のように、私は清心で友人や先生方に支えられてさまざまな活動を行う中で、勉強面でも、精神面でも成長することができました。