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写真:校舎

アイコン:花清心についてAbout Seishin

学校長あいさつ

写真:人物

ノートルダム清心中・高等学校 第9代校長

神垣 しおり

本校では、「心を清くし 愛の人であれ」という教育理念のもと、豊かな自然環境・教育環境に恵まれた己斐の丘で、日々の教育活動を行っております。ここ数年、私たちは経験したことのない様々な困難や試練と向き合うことを余儀なくされました。それは同時に、生かされた命を受けとめながら、何気ない日常の大切さやノートルダム・ネットワークなどを活かしたグローバルな支え合いに改めて気付かされる日々でもありました。そのような中で、生徒たちは自分たちで企画する学校行事の創意工夫、生徒会を中心としたSDGs(持続可能な開発目標)に対する試行錯誤、進路実現をとげるための努力を積み重ねる「なでしこ(本校の校章の花)パワー」を発揮しています。2022年度は電子図書館利用率*が昨年度に引き続き、全国第1位にもなり、生徒たちの知的好奇心は尽きることがありません。「門をたたきなさい。そうすれば、開かれる。」(マタイによる福音書7章7節)という聖書の一節にある通り、生徒たちの主体性を活かし、学びを深め、共に可能性を拡げていきたいと考えています。

振り返れば、ノートルダム清心中・高等学校は、原爆により荒廃した広島に教育の復興を願う人々の思いに応えて、1950年に創設されました。その種は、今から約200年以上前のフランス革命という激動期に教育の重要性を説いた創立者ジュリー・ビリアートの教育への情熱、そして共に歩むシスター方の教育機関の拡がりに遡ります。さらには聖ジュリーが模範としたイエス・キリストや校名にいただいているノートルダム(聖母マリア)の時代にその種は蒔かれていたのです。

蒔かれた種から、日常や協働作業の喜び、時には貴重な苦労を通して、多様性に富んだ豊かな「社会の良心」として愛の実りへと成長していけますように。つながりを糧に、希望の光の証となる学校であるよう努力し、未来への新たな一歩を踏み出したいと思います。 心の底から「ノートルダム清心に来て良かった!」と思ってもらえるよう、豊かな学校生活を築く努力をしてまいります。

※OverDriveを利用する学校の中での利用実績

ノートルダム清心の歩み

ノートルダム修道女会設立

写真:人物

ナミュール・ノートルダム修道女会創始者

聖ジュリー・ビリアート

子どもたちが生きていく上で必要なことは 何でも教えましょう

ノートルダム清心中・高等学校は、ナミュール・ノートルダム修道女会によるカトリックのミッションスクールです。この修道女会を設立したのは、一人の信仰心篤いフランス人女性、ジュリー・ビリアート。本校ではマザー・ジュリーと呼んでいます。

マザー・ジュリーは、1751年に北フランスの小さな村クビリーで生まれました。フランス革命前の社会の混乱期、ジュリーは目前で父親が襲撃され、自身も病を発して長い病床生活が始まりました。1789年に革命が勃発して社会がさらに激動する中、ジュリーは病床にありながらも、教育を受けることのできない貧しい子どもたちのため、「子どもが神から授かった才能を伸ばすための機会をあたえ、生きていく上で必要なことは何でも教えましょう」との信念により、ノートルダム修道女会を設立しました。しかしその後も苦難は続き、ジュリーと修道女会は誤解や中傷のため故国フランスを追われ、ベルギーのナミュールに拠点を移して教育活動を続けました。

マザー・ジュリーは、どのような試練や困難に直面したときも、「神様はなんと善いお方!」との言葉で前を向いて進み、子どもたちの教育に生涯を捧げました。その志は修道女会のシスターたちに受け継がれ、やがてその活動はヨーロッパ、アジア、アメリカ、アフリカ…と、世界に広がっていきました。そして、マザー・ジュリーは1969年、カトリック教会の「聖人」に列せられ、「聖ジュリー・ビリアート」となりました。

広島に私たちの学校ができるまで

写真:シスター

写真:シスター

数多の思いと情熱から「ノートルダム清心中・高等学校」が誕生

1924年、ナミュール・ノートルダム修道女会のアメリカ合衆国ウェルサム管区から、6名のシスターが来日し、岡山の女学校を継承して、修道女会の日本での教育活動が始まりました。アメリカの先進的な女子教育が岡山で行われていましたが、第二次世界大戦中、外国人シスターたちは強制収容後、アメリカへ強制送還されました。

しかし、終戦翌年の1946年再来日。当時「原爆投下で焦土となった広島の地に、子どもたちのための学校を設立したい」と願っていたイエズス会司祭やカトリック信徒の思いと、「被爆地広島にこそマザー・ジュリーの志による教育を」と望んだシスターたちの情熱が合わさり、1950年、広島の己斐の丘にノートルダム清心中学校開校、そして3年後に高等学校も開校し、私たちの「ノートルダム清心中・高等学校」が誕生しました。

沿革

1803年 8月 ナミュール・ノートルダム修道女会創立 フランスで教育事業に着手
1809年 ベルギーのナミュールに修道女会の学校を開設
1924年 8月 ナミュール・ノートルダム修道女会、来日 岡山の高等女学校を継承
1950年 3月
4月
初代校長 シスター・メリー・コスカ 就任
広島にノートルダム清心中学校開校 木造2階建中学校舎落成
1953年 4月
11月
ノートルダム清心高等学校開校
鉄筋3階建高等学校校舎落成
1955年 10月 聖堂落成
1956年 3月 第1回高等学校卒業生 142名
1961年 6月 鉄筋5階建短期大学校舎落成
1966年 1月 中学校校舎火災消失
1967年 7月 鉄筋4階建中学校・高等学校校舎落成
1968年 6月 体育館落成
1969年 6月 創立者マザー・ジュリー 列聖式
1973年 8月 ナミュール・ノートルダム修道女会 来日50周年
1982年 4月 校舎増改築落成式 中学校4学級編成
1983年 4月 高等学校4学級編成
1986年 10月 芸北教育場 ユリア館落成
1993年 10月 体育館改築落成
1997年 8月 第一次改修工事(中学校舎)
2004年 4月 クビリーホール(講堂)開館
2007年 4月 併設型中高一貫教育校に改組
2018年 2月 ノートルダムホール(新校舎)落成
2024年 8月 ナミュール・ノートルダム修道女会 来日100周年

校章・校歌

校章について

写真:校章

本校の校章は、青い鏡の上に、 なでしこの花が浮かび、その正面に「清」という字とNDの頭文字が記されています。

青の色は、澄みきった清らかさと限りない深みを漂わせており、 聖母マリアにささげられる色です。 繊細ななでしこの花は、 しかし、たくましい生命力を持ち、自分なりの装いを忘れることはありません。皆さん一人ひとりが、 清らかな心と信念をもって、人生を歩むことをお祈りする意味を持つ校章です。

The meaning of school badge

The four elements present in the school badge:the blue mirror, the nadeshiko flower, the word “pure”, and the initials “ND”.

The mirror reflects what we make of ourselves with God’s help. The mirror’s color, blue, represents purity and depth, and is the color we associate with the Virgin Mary. The nadeshiko flower is delicate, yet strong. The word “pure”, in Japanese, is at the center of the badge. The initials standing for Notre Dame, “Our Lady,” referring to the Virgin Mary are also in the center.

校歌

写真:生徒

  • 1.
    うららかに 朝は来たりぬ
    この岡辺 松風すみて
    輝けり 我が学び舎
    ふみ行く道は 光りみちて
    み母はつねに まもります
    ああこの幸を 何にたとえん
  • 2.
    ほのぼのと 青春は来たりぬ
    たらちねの 恵みの露に
    ひらけたり 心の花
    その心もて 助け合いなん
    御名を絶えせず 呼びまつり
    正しきわざを 励みつづけん
  • 3.
    はるばると 道は続けり
    この岡に 集いしわれら
    いざやいざ 進みゆかん
    知恵のとびらを うちひらきて
    なべてを神の み栄えに
    われつつしみて 捧げまつらん

作詞: 澤瀉久孝/ 原詞: 頼 稠子 / 作・編曲 : 蒔田 尚晃

世界とつながるノートルダム清心

写真:NDマーク

世界とつながり、より広い活動を

本校の設立母体であるナミュール・ノートルダム修道女会は、ローマに本部を置き、世界の16 の国々に拠点を有し、姉妹校の数は約120校におよぶ世界的な組織です。そして、国際連合に承認されたNGO(非政府組織)の一つで、教育活動や医療活動、人権支援活動など、世界で必要とされるさまざまなボランティア活動を行っています。また、2015年の国連でのSDGs採択の場には修道女会代表も出席しており、SDGsの活動にもさかんに取り組んでいます。 本校は、修道女会の姉妹校に加え、国内外のカトリック校ともさまざまな交流も行っています。

このようにノートルダム清心は、カトリックとナミュール・ノートルダム修道女会のグローバルなネットワークにより、世界とつながっています。