今日の清心

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2018年03年14日 | 日記

3月18日(日),廿日市市の文化ホールさくらぴあで開催される「PEACE 若い力で紡ぐコンサート」に清心の高校合唱部,中学音楽部が出演します。このコンサートは,東海地方を中心に活動する「Teatro蒼」の主催で行われます。清心の卒業生の八尾さんはそのグループの一員で,八尾さんの『音楽を通して平和について考えてほしい』という熱い思いとそれを支援する人たちによって,コンサートが実現できました。コンサートでは平和や愛に関する曲や被爆ピアノをテーマにした朗読劇などが披露されます。(3月12日(月)の中国新聞で紹介されました)

コンサートのパンフレットには,八尾さんが書いた文章が掲載されています。

1945年8月6日,広島に原子爆弾が投下されました。

川にはたくさんの膨れ上がった死体が浮き,全身の皮膚が焼けただれ,顔のわからない大勢の人々が水を求めて行き交う,まるで地獄絵のような世界が広がっていたと言います。そんな焼け野原になった広島の地を強く生き,復興へと励んだ被爆者の方々は,ひとり,またひとりとその生涯を終えられています。私たちはこの目まぐるしく変わる世界の中で,この”過ち”を忘れるわけにはいきません。そして,その被爆者の方々,通称語り部さんから私たちへ,”平和のバトン”を引き継ぐ時が来ているのではないでしょうか。

 

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