今日の清心

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2021年05年31日 | 日記

今日は5月最後の日。
梅雨とは思えない五月晴れで、中学校舎からは安芸の小富士と宮島がはっきりと見えます。

5月最後の日ということは、今日で「聖母月」も終わります。
この一ヶ月間、中学生による献花が行われ、校内の聖母像はさまざまなお花で彩られていました。

さて、今日は聖母月を締めくくるにふさわしい聖母マリアの祝日でもあります。
その祝日の名前は、「聖母の訪問」です。
「聖母の訪問」が何かというと、天使ガブリエルに救い主イエス・キリストの母になると告げられたマリアが親類のエリサベト(洗礼者ヨハネの母)を訪問したことを祝う日です。

実は、「聖母の訪問」の日はノートルダム清心中・高等学校とも関わりがあります。
なぜ関係があるかというと、創立者マザージュリーの精神を受け継いでいる3つの修道会が交流し、共に祝う日とされているからです。
マザージュリーの精神を大切にする修道会の一つは私たちの学校の設立母体であるナミュール・ノートルダム修道女会です。あと二つの修道会は、アモスフォート・ノートルダム修道会とコースフィールド・ノートルダム修道会です。それぞれの修道会は、世界中で教育や福祉を中心とした活動を展開しています。

その中で私たちが直接交流しているのが、コースフィールド・ノートルダム修道会によって創立された韓国にある博文女子高等学校です。

前回博文女子高等学校のみなさんが広島を訪問された時には、生徒の案内で宮島を訪問したり、校内で交流をしたりしました。現在新型コロナウイルス感染症の影響を受け、相互訪問が見送られていますが、クリスマスカードなどのやりとりが続いています。

新型コロナウイルス感染症が収束し、相互訪問が再開される日を願い、聖母月最後の祈りを聖母マリアにささげながら5月最終日を過ごしたいと思います。

博文女子高等学校からいただいた聖母子画

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