今日の清心

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2019年11年07日 | 日記

10月末にフィールドワークで鞆の浦を訪れた中学3年生。そこで撮影した写真を用いて,10月31日(木)にプレゼンテーション講習会を実施しました。
講師は元NHKアナウンサーで放送部の講師もなさっている櫻井先生です。発声する時の姿勢,口の形の練習から始まって,単なる発表とプレゼンテーションの違いを実演して見せてくださいました。「発表」は調べたことを伝えること,「プレゼンテーション」は伝えることで相手の気持ちを動かすこと。プロによるプレゼンテーションの見事さに,自然と拍手が沸き起こりました。

説明を聞いた後は,いよいよ自分たちの番です。各クラスから代表に選出された班が,「鞆の浦PR大使」として鞆の浦のすばらしさをアピールします。

各班のプレゼンテーションが終わる度に,櫻井先生から良かった点と改善の余地がある点についてアドバイスがなされます。全クラスのプレゼンテーションが終わった後は,全ての班がお隣の班とペアになってプレゼンテーションの練習を行いました。下を見て原稿を読むという発表の仕方から一歩進んで,みな顔を上げ,堂々と話せるようになりましたね。立派に「鞆の浦PR大使」の役割を果たしていました。

生徒の感想をお伝えします。

ここぞというときには身振り手振りを付け,伝わりやすい言葉を使うことで,プレゼンテーションの内容がより相手に伝わるのだということが分かりました。でも,過剰だと逆効果だそうです。伝えようとする気持ちが大切なんですね。

例えば「老若男女」を「老いも若きも男性も女性も」と言い換えるなど,その場に応じて伝わりやすい工夫をしていくことが大切だというお話に,なるほどなぁと思いました。聞く側の気持ちになって伝えることがポイントなのだと学びました。

クラスの代表としてプレゼンテーションした班は,小説の世界のような表現を用いて「鞆の浦って〇〇があるんですよ」と鞆の浦の魅力をPRしていました。話し方から熱意が伝わってきて,素晴らしかったです!

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