今日の清心

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2017年02年23日 | 日記

 

例年、HRで行っている高校1年生の手話講習会と、先週行われた、手話同好会”しゅわっち”による特別支援学校との交流会のようすを報告します。

2月16日(木)午後の手話講習会では,自分の名前や簡単なあいさつの手話を教えていただいたり,ジェスチャーゲームをしたり,とても楽しく手話について学ぶことができました。講師の鶴川さんが手話と身ぶりでお話され,それを手話サークル「麦」のメンバーが通訳してくださいました。鶴川さんのお話で,私のような耳の聞こえる人では,気がつかないようなことで、耳の聞こえない方たちが苦労されていることを知りました。私は耳の聞こえない体験もさせていただき,実際に,耳が聞こえなくなることでの不安を感じることができました。鶴川さんのお話や,体験したことからもっと耳が聞こえない方たちも安心して快適に過ごせる社会はできないのだろうかと考えさせられました。

18日(土)には,しゅわっち(手話同好会)と特別支援学校の生徒会の皆さんで,交流会をしました。初めての交流会で緊張と,きちんと手話ができるかという不安がありましたが,特別支援学校のみなさんが優しく接してくれたので,ゲームやお話をしてすぐにうちとけることができ,とても楽しく過ごすことができました。最後には,私たちが手話ソングを披露したあとに,サプライズで支援学校のみなさんも練習してくださっていて,一緒に歌うことができ,とても嬉しかったです。これからも交流できればいいなと思います。

手話

この2日間のことから,一番強く思ったことは,手話も,自分の意志を伝えるための大切な言語の一つだということです。交流会のときに,私は手話であまり話せなかったので,これからはより手話の勉強に励みたいと思います。   高1 S・N

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