今日の清心

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2021年08年31日 | クラブ

8月20日から23日にかけて福井県の勝山市周辺で行われた,全国高等学校総合体育大会登山大会へ参加しました。審査の結果は総合得点97.1点で14位でした。大会に参加し貴重な体験をすることができ,大きく成長できたようです。

 

インターハイ登山大会に参加して 高Ⅰ O・Mさん

2年生1人,1年生3人という経験が少ないメンバーで,初めてのインターハイに挑みました。生徒だけでの登山やテント設営など,初めてのことが多くて,とても不安でした。また,開会式で選手や審査員の数の多さに圧倒され,大会の規模の大きさに怖気づき,自分たちが全国の舞台でちゃんと戦えるのだろうかと思いました。
そんな予想とは打って変わって,インターハイの登山競技は,「競う」というよりも「力を合わせて乗り越える」ものに感じられました。山で他校の方と会った時は「お疲れ様です」と言ってねぎらい合ったり,審査員の方に応援してもらったりと,他の競技にはない雰囲気の大会でした。また,パーティー行動など審査から外れて登山を楽しむ要素が盛り込まれていることも,インターハイならではだと思いました。
もちろん,チームメンバーとの協力もこの競技には不可欠だと実感しました。登山中のペース配分や読図,行動記録の作成から,早朝の起床などの共同生活まで,幅広くチームの絆が試されます。私たちのチームは,上下関係があまりなく,一人ひとりの個性が強いので,チームとしてのまとまりが不足しているなと感じていました。しかし,登山行動中,徐々にお互いのできないことをカバーするような形でチームワークが生まれ,チームとしてのまとまりがより強くなりました。この大きな変化は,大会に参加した最大の意義の一つだと思います。
大会中は,毎日新しい発見があり,短時間で急成長することができました。本当に全力で競技を頑張り,楽しんだと思います。大会に参加できたことは人生の宝物です。来年もインターハイに参加できるように日々,練習を頑張ります。そして,グレードアップしたチームでよりよい結果を残したいです。

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