今日の清心

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2021年05年13日 | 日記

今日は5月13日。
ノートルダム清心中・高等学校では、5月13日はとても大切な日です。
なぜなら、創立者マザージュリーが1906年にカトリック教会において「福者」とされた日だからです。

「福者」とは、死後に生前の徳と聖性が認められた者に与えられる尊称です。
ちなみにマザージュリーは、現在「聖人」となっています。(1969年6月22日に列聖)

清心では毎年5月13日前後に「聖ジュリーの日」を設け、お祝いしています。
さて、今日は先日お伝えした「聖ジュリーの日」の続編として、校内(71期中2~68期高Ⅱ)の様子をご紹介します。

校内では、2学年ごとに「ボランティア」「ミサ」という2つの活動を行いました。

ボランティア活動では、新型コロナウイルスの感染拡大が心配される中で、全ての人がお互いに支えあい、助けあい、優しい気持ちを大切にしながら、みんなが安心して毎日を送ることができるようにとの願いを込めて始められた「シトラスリボンプロジェクト」に参加しました。

はじめに、今起こっている社会の問題と支援活動としての「シトラスリボンプロジェクト」を知り

作り方のプリントや動画を見ながらシトラスリボンを作成しました。
生徒たちは、自分用とプレゼント用に2つ作りました。

完成するとこのようになります。

一方、講堂では、久保神父様(カトリック祇園教会)の司式で久々にミサが行われました。

 

71期中2は清心に入学して初めての、そして70期中3以上の生徒は1年ぶりのミサとなりました。司会や聖書朗読、そして聖歌伴奏といった役割は全て係の生徒が中心となって行いました。

久々のミサに生徒からは・・・
 「このような状況の中でも、みんなで講堂に集まってミサに参加できたので良かったです。」
 「みんなで歌が歌えなかったのが残念でした。早くコロナが収束してまた聖歌を一緒に歌いたいです。」
 「心を落ち着けて、マザージュリーのことを考えることができました。」

聖ジュリーの日以後、ボランティア活動で作成したシトラスリボンを通学用鞄につけ、早速寄り添う気持ちを表明している生徒や身近な人にプレゼントをして活動の意義を広めようとする生徒の姿があちらこちらで見られます。
また、今後卒業生の医療従事者などに送り、わたしたちの支援の気持ちを伝えていきたいと考え、準備を進めています。

これからも創立者マザージュリーの心を思い出し、日々出会う方々を大切にしていきたいとのおもいを新たにする一日となりました。

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