今日の清心

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2019年10年03日 | 日記

清心SDGs,高Ⅰは6番目の目標である「安全な水とトイレを世界中に」について取り組むことになっています。そもそも「安全な水」とはどんな水なのか。日本では蛇口をひねればきれいでそのまま飲める水が手に入りますが,世界には泥水で生活する人、水を手に入れるために毎日何時間もかかる人も多く存在します。
私たちにとって身近であり,生きていくために必要な「水」についての意識を高めようと,高ⅠCクラスは,10月2日(水)の宗教の授業を使って,泥水をろ過する実験を行いました。

このクラスは準備委員さんがいないため,代わりにクラスをリードする審議委員さんがまず説明します。その説明に従って,各自持参したペットボトル,砂利,ティッシュと担任の先生が用意した木炭を使ってろ過装置を作ります。その上で,泥水(これも審議委員さんが用意!)を慎重に上から注ぐと…下から透明な水が出てきました。「すごい!」という歓声が教室に響きます。「飲んでみようか」と言う生徒もいましたが,ちょっと待って。見た目はきれいでも雑菌がたくさんいる状態なので,このままでは飲むことはできません。改めて「飲むことのできる水」の尊さを感じる生徒たち。中には2回3回とろ過を繰り返してみる班もあり,その都度透明度があがることも確認できました。

この時間をきっかけに,「水」を大切にしようという意識が高まりそうです。

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