今日の清心

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2019年07年27日 | 日記

1学期,参観日に「良い読書感想文を書くためには…」というテーマの授業を受けました。そして,その授業によって私は今までの考え方を大きくくつがえされたのです。私は今まで,読書感想文とは,本を読み,その感想を文におこすという風にしか思っていませんでした。しかし,読書感想文とはそういうものではなかったのです。

そこで,読書感想文のポイントで,私が特に大切だと思ったことを紹介します。それは,「主人公と自分を重ね合わせてみる」ことと,「その本の内容に対して自分の意見を持つ」ことです。「主人公と自分を重ね合わせてみる」ことで,主人公を身近に感じられ,自分の思ったことを思うように伝えられると思い,「その本に対して自分の意見を持つ」ことで,しっかり文章を読み、内容について考えられると思いました。
そのポイントから考えると,「読書感想文」とは,その本についてじっくりと考えるきっかけのようなものに思えます。これまでとは違う新たな考え方で,読書感想文を書こうと思いました。

~中1生徒記~

担当教員より
上のコメントに,「『読書感想文』とは,その本についてじっくりと考えるきっかけ」とあります。前向きかつ素晴らしい気付きに嬉しくなりました。「読書感想文に何を書けば良いか分からない」という悩みを毎年夏になると耳にします。私もかつて,同じような悩みを抱えていたので,皆さんの気持ちがよく分かります。…というわけで企画したのが,この授業。

全国読書感想文コンクールの優秀作を3点読み,良い点を発見したら付箋にメモします。それをグループで確認した上で、感想文を書く際にどんな本を選んだら良いか話し合いました。最後はグループごとに意見をまとめて発表し,クラス全体で共有。良い意見がたくさん出ので,中1さんの感想文が楽しみです。

書くことは考えること。これからも意欲的に「書く」活動に取り組んでくださいね。

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