今日の清心

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2019年07年18日 | 日記

今年3月に広島県で初となる模擬裁判選手権が開催され,市内にある複数の高校の生徒が,検察側と弁護側に分かれて対戦しました。半年に及ぶ準備を経てこの模擬裁判選手権に臨んだ高校生たちが「プロの弁護士の模範演技を見たい!」と切望し,それに弁護士の先生方が応えてくださいました。

高Ⅲ Hさん

弁護士の先生方6名による裁判の模範演技が行われました。今年の3月に開催された第1回高校生模擬裁判選手権in広島に現在の高Ⅲの生徒14名が出場した際,清心チームの支援に関わってくださった弁護士さんを中心に,選手権の課題資料を元にした裁判を実演していただきました。

裁判では,検察側,弁護人側の双方から証人尋問,被告人質問を行った後,検察側は論告,弁護人側は弁論でそれぞれの主張を展開します。

検察側は,証人尋問でより詳しく事件や被告人の人柄,被害者との関係性などについて聞き出すことが求められ,どのように質問すれば確実に必要な答えを得られるかが難しく,私たちがくろうしたポイントです。また被告人質問では,有罪にしたい検察側と無罪や減刑を勝ち取りたい被告人の思惑が真っ向からぶつかるため,1つの質問が有利にも不利にも転ぶという緊迫した状況となります。

弁護士さん扮する検察側の質問一つひとつには聞き出したいことが明確に見え,予想外の返答に辿り着こうとしている姿勢が見られて,自らの主張への自信を感じることが出来ました。また,簡潔な質問からいくつもの返答を聞き出せる効率の良さや,事件を検討する視野の広さも私たちとの大きな違いであったと思います。法律の知識と経験に裏打ちされた,堂々とした態度に頼もしさがあり,とてもかっこよかったです。

高Ⅲ Tさん

弁護人役の模範演技の中で最も印象に残ったのは,被告人役の先生に質問する主尋問です。私も3月の選手権では被告人質問を担当したのですが,同じ事件について質問していても,訊き方が私たちとは違っていたのが印象的でした。一つひとつ細かく丁寧に尋ねることで,より一層被告人の証言の信憑性,具体性を持たせることができるのだと気づくことができて良かったと思います。

今回,弁護士の先生方に模範演技を行っていただいたことで,より一層,司法の世界への興味が湧いてきました。また,中高問わず100名近くの生徒が模範演技を見に来ていたこと,演技後に弁護士の先生に多くの質問を寄せていたことから,多くの生徒が関心を持っていることが分かり嬉しかったです。今後は,後輩たちが模擬裁判選手権などさまざまな場面で活躍してくれることを期待したいと思います。最後になりましたが,模範演技を行ってくださった弁護士の先生方,貴重な機会をくださって本当にありがとうございました。

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