今日の清心

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2020年08年21日 | クラブ

「コロナ禍の中で迎える戦後75年 ネットワークミーティング」に参加して

 8月8日,私たちP-step(平和学習を行う同好会)はカトリック広島教区主催の「コロナ禍の中で迎える戦後75年 ネットワークミーティング」に参加しました。広島にあるカトリック学校,松浦司教様との合同での活動でした。感染症拡大防止のため,リモートで行いました。初めての試みで多少の通信トラブルもありましたが,無事に行うことができました。

 まず,各学校で事前に行ったアンケートの結果を報告しました。アンケートは,戦時下とコロナ下の社会においての人間関係と価値観,生活について知っていることや考えていることを記述するもので,自由について制限されていると考えている人が多い,という結果になりました。その一方で,戦時下は情報が規制されて正しい情報が得られず,コロナ下では情報が多すぎて正しい情報が得られない,という相違点も挙げられました。また,この情報をもとに,松浦司教様が,当たり前はその時々の社会の価値観によって変えられていくものだ,というお話をしてくださいました。それを聞いて,新しい当たり前を取り入れていく中で,変わったり失ったりした考えや,新しく生まれたものを見逃さないようにすることが大切だと感じました。
 この活動を通して,私たちは現在の情報があふれている中で,自分で取捨選択をし,自分の意見をしっかり持つことが大切だと分かりました。

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