今日の清心

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2022年03年08日 | 日記

第5回テストの真っ最中,普段に比べると来館者も少なく,静かな図書館です。そんな今だからこそと,テスト後を見据えて展示コーナーを少しずつと準備しています。

まずは絵本コーナーです。高Ⅱの音楽の授業では絵本のBGMを作り,お昼の校内放送では神垣校長が絵本の朗読を行い,図書委員は地域の絵本ギャラリー「KOI HOUSE BOOKS」でお手製の絵本のPOPを展示し・・・と,絵本とは関わりの深い清心。図書委員発行の「図書館だより」でも,意図したわけではないのに,定期的に絵本特集が組まれます。このコーナーの前では多くの生徒,時に来館されたお客様も立ち止まって絵本のページをめくる姿が見られます。絵本の魅力ですね。

こちらは卒業生コーナーです。

 

イラストレーターとして活躍されている柳沼純代さんは,今年度発行の図書館だよりにご寄稿くださいました。清心在学中から絵がとてもお上手だったという柳沼さん。本の装丁も手掛けていらっしゃるので,その本を展示しています。神垣校長が大切に保管していた,清心生時代の柳沼さん作の小冊子『無能のマグロ笑う』も特別展示中。当時の清心の校内スケッチが満載です。昨日は美術部の生徒が閉館ぎりぎりまで手に取って眺めていました。

映画監督として活躍されている西川美和さんのコーナーには,ご著書と監督作品のパンフレットを並べています。パンフレットは西川美和さんと同期の教員が保管している私物です。写真はこのたび「毎日映画コンクール日本映画優秀賞」と「ブルーリボン賞監督賞」を受賞された映画「すばらしき世界」のフライヤーと色紙,以前図書委員にくださった葉書です。

壁の掲示板には,先日行われたアーサービナードさんの講演会の後,生徒たち(そして教員も!)が「平和」をテーマに作った詩や短歌を展示しています。詩も短歌も,少ない言葉数で表現する分,自身の価値観や視点があらわになる一面があるように思います。高校生の「平和」に対する思いがあふれていて,どの作品も素晴らしいです!

カウンター横のスペースには,「国際女性デー」(3月8日)の展示をしました。改めて探してみると,「女性」をテーマとした本は多いですね。ノートルダム清心の創立者マザー・ジュリーも,歴史を切り拓いた女性の一人。ジェンダーレスの時代,女性だから,男性だからと行動を制限されることなく,各々の性を尊重し合える社会でありますように。

レイアウトをしてくれたのは通りすがりの中学生。ありがとうございます!

明日で学年末のテストも終了です。皆さんのご来館をお待ちしています。

 

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