今日は、旧修道院解体部分のその後の工事について、進捗状況をお伝えします。まず、道路から見える「ルルドのマリア像」のようすです。周りの木もかなり伐採され、市内からもジュリーホールがよく見えるようになったかと思います。

この「ルルドのマリア像」は、以前、修道院の中庭にあったため、時に宗教の授業やカトリック研究会で訪ねた程度でした。卒業生の中には、数十年前に行われていた「聖母行列」があった際、校舎からずっと行列を組み、聖歌の合唱と共に歩かれた記憶がおありかと思います。フランスのルルドという巡礼地を記念したこの洞窟とマリア像はセットで、大切に保存されることになりました。10月末、周囲の庭園工事が完成すれば、道路側から私たちもこのルルドのマリア像を気軽に眺めることができるようになります。

そして、解体部分の整地、そして、外構の強固な柵の新設の工事のようすです。向こう側からマリア像が見守ってくださっているようにも見えます。大型クレーン車やブルドーザー、そして、時には大型ダンプカーが行き交う中、大変難しい斜面の工事が順調に進みますように。今から梅雨の時期、また、熱中症も心配な時期です。工事に携わっている方々のご健康と工事の安全をお祈りしています。