旧修道院は、４月より「ジュリーホール」として生まれ変わります。全体図は左のような完成予想図。右側は、解体した部分にできる庭園の予想図です。この庭園デザインは、生徒から公募し、一部採用されることになりました。建物は３月末に完成ですが、庭園・通学路整備にはあと半年かかる予定です。

傾斜地のため、庭園は階段でつないでいます。道路から「ルルドのマリア像」が見えますし、手前まで行けば、十字架の形で敷き詰められた石畳の周りにベンチが置かれ、ゆったりと祈ったり、おしゃべりしたりできるようになっています。手前の庭園には花壇を置き、縁石として、聖堂で使われていた屋根瓦が使われる予定です。審議会を通して生徒デザイン募集の呼びかけが行われ、40人以上（グループも含め）から応募がありました。終業式のときに、特に採用された人たち（高ⅠOさん、中２Kさん＋２学期審議委員８名）を紹介し、感謝状を渡しました。

本校には、NDホールでも生徒のデザインをあしらったピクトサイン・階段表示板などが見受けられます。最近では、オリジナルふりかけの成分やパッケージ、ネーミングなど、かつては、生徒用トイレの改築に生徒会が関わった経験があり、その都度、生徒たちの発想に感心しましたし、企業のみなさまが生徒たちのアイデアを活かしてくださいました。今回の庭園デザインも設計・施工業者のみなさまに改めて、心より感謝申し上げます。