祝「第61回地図ならびに地理作品コンクール」入賞 [校長日誌]

本格的な冬となってまいりました。お知らせが遅くなりましたが、「第61回地図ならびに地理作品展」に多数の生徒たちの入賞や全国への出品がありましたので、生徒たちの感想と共にご紹介します。

見事、国土地理院長賞に輝いたのは、高ⅠF・Tさんです。感想をどうぞお読みください。

今回、国土地理院長賞をいただき、とても嬉しく思います。私は、「高津川源流域における河川争奪地形」というテーマで、立体模型とレポートを作成しました。高津川は、祖父の住む島根県を流れる一級河川で、下流でも橋の上から川底が見えるほど透明できれいな川です。高津川に関する資料を調べていくうち、その源流域で「河川争奪」という現象が起こったことを知りました。河川争奪とは「川の流域のある一部分をほかの川が奪って、みずからの流域に組み入れてしまうこと」です。とても興味深い地形変化であったため、現地調査も行い、地形図を活用し立体模型を作製しました.地形図を貼ったスチレンボードを計曲線に沿ってカッターナイフで切る作業は予想より時間もかかり大変でした。しかし、立体模型を作製したことで、土地の高低差が一目でわかり、さらに、高津川源流域全体を俯瞰することも可能となり、河川争奪現象が起こる前と後の地形変化をイメージすることができました。地形図には、多くの情報が記載されていますが、平面であるため、それだけで土地全体をイメージするのは困難です。しかし、地形図を活用し、立体化させることでその土地についての理解が深まることがよく分かりました。今後も面白そうな地形があれば立体模型を作製してみたいと思いました。

同じく、国土地理院長賞に輝いた中2のM・Tさんの作品と感想です。

<模型をつくっている時について>

1日30分~2時間の作業で、2週間程でできました。作品をつくるために、模型の題材である弥山に家族と登りました。全国的に見ると弥山は低い山ですが、登ると意外に大変でした。しかし、その分頂上での絶景がより美しく見え、登山道にあるお寺では様々な歴史を知ることができました。

情報が分かりやすくまとめられている作品を目指して作りました。私の夏休みが全てつまっている作品になったと思います。

<受賞して>

私の作品が賞をもらったと知った時、嬉しくなったのと同時にとても驚きました。自分の作った作品を多くの方に見てもらえると思うと、とても嬉しいです。私は今まで何かを製作するということをあまりしたことがありませんでした。しかし、今回は「苦手かも…」と思わず、いろんな事にトライすることができました。これからも「苦手だから」、「やったことがないから」、という理由で諦めずにやってみようと思います。

以上の二人の作品は、全国に出品されています。

また、高ⅠのH・Uさんが地理科学会賞に、中2のA・Yさんが日本地理学会会長賞を受賞しました。おめでとうございます。

他にも、優良賞を5名がいただきました。毎年、本校の生徒たちは、自分たちの興味関心や課題に向きあいながら、粘り強く仕上げ、出品しています。すばらしい快挙に拍手です。

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クリスマスカラーがあちこちに。高Ⅲは、昨日・今日とシュミレーションテスト中。これまでの努力が豊かに実りますように。

「荒れ野よ、荒れ地よ、喜び躍れ 砂漠よ、喜び、花を咲かせよ 野ばらの花を一面に咲かせよ。花を咲かせ、大いに喜んで、声をあげよ。…弱った手に力を込め、よろめく膝を強くせよ。…喜びと楽しみが彼らを迎え、嘆きと悲しみは逃げ去る。」(イザヤの預言35)

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感謝と祈りのうちに

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