卒業生03 -石根友里恵さん-

和ピクルスやクラフトカクテルを展開している
株式会社SEAMの代表を務める石根友理恵さんにインタビューをしました。

01.
現在について教えてください

現在、和ピクルス「和もん」とクラフトカクテル「koyoi」を、インターネットを通じてお客様に直接お届けする会社を経営しています。商品開発から製造、マーケティングまで全てを手掛け、ビジネスの総合格闘技といわれる領域で毎日汗をかいています。
会社経営は難しい問題もたくさんあり、何度も挫けそうになりましたが、「新しい食体験を通じて心を豊かにする」という目標を達成したい一心で頑張っています。やりがいは、自分が決めた覚悟だと日々感じています。

02.
ノートルダム清心での学びについて教えてください

1番の思い出は、受験期の先生と同級生との切磋琢磨の1年間です。
当時、偏差値が到底届かない学校を第1志望にする中、担任の先生は「難しい」とは一言も言わず応援してくださいました。また、授業担当の先生方も、いつ質問しても時間をとって丁寧に教えてくださいました。友人たちと励まし合い、先生方に支えられ、みんなで一丸となって受験と向き合った1年間でした。
このときの頑張りと成果は、一つの成功体験として、人生の経験になっています。

03.
ノートルダム清心での学生時代をふりかえってみてどうですか?

宗教の時間が心に残っています。
中高時代で宗教の授業があることは珍しいことかもしれません。が、大学生、社会人になり、海外でも仕事をする中で、世界を見渡すと、多くの人が宗教をライフスタイルの中心にしていることに気付きます。そのとき、清心で学んだキリスト教の精神がとても役にたちました。多様性の指標の一つは、宗教の理解だと思っています。今では私も、毎週日曜日に娘と教会に通う生活をしています。

04.
在校生、もしくは未来の同窓生に向けてメッセージをお願いします。

校則は厳しいかもしれませんが、すべてに意味があります。5年後、10年後に、日々の生活において、あるいは新しく何かに挑戦する際に、努力や耐性、継続力という形で生きてきます。
長いようで短い6年間を、思いっきり楽しんでくださいね!

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