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聖ジュリーの記念ミサを執り行いました。
先日、学園の創始者である聖ジュリーを記念し、世界平和祈念聖堂にてミサを執り行いました。
高Ⅲ、中1のみなさんが参加しました。中1さんにとっては初めてのミサということで、緊張した人も多かったかもしれませんが、高Ⅲのお姉さんが中1のみなさんをしっかりとリードしてくれました。
ミサでは、アレックス神父様(イエズス会)が「信仰、希望、愛」について、どのようにすれば授かることができるのかを私たちに説いてくださいました。『コリント信徒への手紙ー13章1~13節』には愛が最も大いなるものであると記されています。「心を清くし愛の人であれ」という清心の校訓にも深くかかわる部分ではないでしょうか。生徒のみなさんそれぞれが、愛の人とは何かについて再び考えるきっかけになったのでないかと思います。
また、ミサ終了後、清心の2期生であると同時に80年前に戦争を体験した宝神泰子先生に被爆者講演を行っていただきました。当時、誕生日にランドセルがほしいと願ったものの手に入らなかった事実や先生自身ががれきの下敷きになり必死に助けを求めたというお話を聞き、生徒たちは戦争の悲惨さを改めて感じていました。
聖ジュリーをお祝いするとともに、戦後80年という節目の年に平和な世の中の尊さを改めて実感する日となりました。