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聖ジュリーの祝日(世界平和記念聖堂)
5月13日、本校の創立者を記念する行事が行われました。
中学1年生と高校3年生の生徒たちは、広島の幟町にある世界平和記念聖堂にて、他学年は校内で、それぞれの祈りと奉仕の一日を過ごしました。
私は、中1と高3の生徒に同行し、荘厳なパイプオルガンの音色に包まれながら、創立者の聖ジュリーへの思いや神様への祈りを深める時間を過ごしました。
この日は、高3と中1が交互に座り、高3生がそっと中1生をリード。その姿自体が一つの大切なメッセージのように感じられました。
ミサ後には、本校卒業生であり被爆体験者の元教員から体験談をうかがいました。
高3生にとっては2度目の機会。5年前と今とでは、受け止め方も変わっていることでしょう。
最後は、高3生による、中1生への聖堂案内。中1生は説明に聞き入っていました。
ちょうど新しい教皇の誕生という知らせも届いたこの5月。時代が変わっても、祈りと思いやりの心は、次の世代へと確かに引き継がれていく…そのことを強く実感する一日となりました。