作家としてご活躍の同窓生、秋山博江先生(ペンネーム:木戸博子先生)が新しい本を出版されました。『花のクロニクル』(出版社:石榴社)というタイトルのエッセイ集です。感じたことを表現するために選ばれる言葉の重み、そこから紡がれる文章の美しさを堪能いただける一冊です。

この本を「二〇一七年読書アンケート」において選ばれた、国際基督教大学の川本隆史先生の評もご紹介します。

「高校生サークルの回覧誌に手書きされた著者の文章と草花の挿絵に魅せられてから、半世紀が経つ。福音館書店の月刊誌『母の友』一九八〇年七月号に載った子育て中の随筆を見つけたのは、私の連れ合いだった。作家デビュー後に旧名の小原博恵で出版した小説集『水の領域』(私家版、一九九四年)とエッセイ集『クールベからの波』(石榴社、二〇一一年)は、それぞの本誌の二〇〇三年および一一年の読書アンケートに挙げている。『体験は物語られることによって、経験へと成熟を遂げる』と説いた野家啓一の言葉(『物語の哲学』岩波書店)を「支え」としつつ、練り上げられた掌編たちが瀟洒な一書に収まっている。」 

(『みすず』2018年1・2月合併号「二〇一七年読書アンケート」より)

このご著書は、本校図書館にもプレゼントしていただきました。多感な時期の生徒たちに、ぜひ手にとってもらいたいと思います。

また、先日の落成式で舞台とホワイエを飾っていただいたお花を華道の山下先生がいくつかの花瓶に分けてくださいました。その中のひとつを図書館に飾ってあります。

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