理系選択者は、高Ⅱに上がると芸術の授業がなくなります。そのため、毎年この時期には高Ⅰ最後の作品の展示が行われます。今年度も、高Ⅰの書道選択者がこれまで書道の授業で学んできたことの集大成として、自分で好きな言葉を選び、書き方や額縁などを工夫してそれぞれ一つの作品を仕上げました。現在書道教室に展示してあります。

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どれもそれぞれの個性がよく表れた作品になっていました。

3月19日(日)、中1~高1の社会部と高1希望者とで合わせて20名プラス教員5名で、改めて地域を再発見しよう!という趣旨のもと、似島へフィールドワークに行ってきました。

晴天にも恵まれ、平和学習を中心に多くの学びを得ることができました。

次は生徒の感想の一部です。

 

中2 C・Tさん

私は今までの平和学習で戦争については知っていたつもりだったけど、似島に検疫所があったり、特攻の訓練場があったりということは今回初めて知りました。特に特攻についてのお話が印象に残っています。また、負傷者の治療に当たられた方の手記を聞かせていただいたことも印象に残っています。その手記に記された、治療器具不足で負傷者を手術できず、その人たちを救えなかった事に対するやりきれなさから、改めて戦争の恐ろしさを見た様に感じたと同時に、今も世界の紛争地帯では同じようなことが起きているのかな、と思いました。

 

高1 S・Nさん

 フィールドワークの予定にバウムクーヘン作りがあり、私はどうして似島でわざわざつくるのだろうと不思議に思っていました。ドイツ人の俘虜(捕虜)として似島に連れてこられたユーハイムが物産展に出品したことが、日本にバウムクーヘンが広まるきっかけだった、という由来があるからでした。今ではよく見かけるバウムクーヘンにも、戦争が関係していたと知り、複雑な気持ちになりました。

 このフィールドワークで実際に自分の足で歩いて目で見て、話を聞くだけでは理解しきれなかったことでも、想像しやすくなることが分かりました。次は、平和のために今私たちができる「学んだことを伝える」ということに力を入れていきたいです。

 

この度のフィールドワーク実施にあたっては、計画段階から似島臨海少年自然の家の先生方に大変お世話になりました。ありがとうございました。多くの方々に支えられて学習できることに感謝し、それを継承するための努力を続けて行きたいと思います。

似島1 似島2 似島3 似島4

 

 

七宝作家の田中稔子さんのお話を高1の宗教の時間に伺いました。

本校としては、55期生が高3のときにいらして頂いて以来の講演となります。

田中さんは七宝作品を本校に寄贈していただいた方で、被爆者でもあります。

田中さん作品1 CIMG2771

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70歳を過ぎてから被爆者体験を語ろうと証言を始められました。

1学期に生徒たちは、田中さんの新聞記事を読んで、感想お手紙を書いたところからの

交流のスタートです。

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当日は、短い時間の中でしたが、七宝作品に込められた被爆の思いが伝わりました。

お話の最後に、語られた言葉にその思いが込められています。

So I ask you, please make many friends from other countries.

When you do so,you are moving the world towards peace.

これからも国内外でお話をしていかれると聞きました。

お越しいただいて、ありがとうございました。

素敵なご自宅のアトリエは、公開されています。

皆様もどうぞごらんになってみてください。

 

 

2016.9.30教科日記

国土地理院長賞受賞

 

本校の高Ⅰ K.Yさんと中2 K.Mさんが「国土地理院長賞」を受賞しました。二人のコメントが届いたのでご紹介します。

高Ⅰ K.Yさんのコメント

今回,国土地理院長賞をいただき,とても嬉しく思います。私は,宇品の埋め立ての歴史を,広島電鉄旧宇品線を用いて表してみました。調べる上で最も大変だったのは,資料が乏しかったことです。旧宇品線は,とうの昔に廃線になっていたということもあり,写真,情報共に残っているものがとても少なく,苦労しました。しかし,だからこそ,昔の地図を見たり,旧宇品線を実際に歩いてみたりと,強い好奇心をもって調べることができました。実際に作品が出来上がった時の達成感はとても心地よかったです。これからも広島の地に深い関心を持とうと思いました。

中2 K.Mさんのコメント

今回,国土地理院長賞というすばらしい賞をいただくことができ,とても嬉しく思います。私は,「高陽ニュータウン今昔物語」という題名で,高陽ニュータウンの造成前と造成後を比べ,現在少子高齢化が進んでいる中で,どうすれば町の衰退を止めることができるか,どうすれば町が今より活気づくかについて調べてまとめました。調べてみて,町が対策を進めていることがわかりましたが,まだ少子高齢化の解消には至っていません。私は,もっと積極的に解消のための対策を進めていくべきだと思います。今回,高陽ニュータウンについて調べてみて,今まで知らなかったことがたくさんあることに気付きました。これから,自分の周りのことにもっと興味を持ち,注意深く見ていきたいと思います。

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7月31日に,地理情報システム学会主催の「ヒロシマ被爆体験を次世代に継承するための 原爆痕跡地図作成GISワークショップ」に参加した生徒からコメントが届いたのでご紹介します。

高Ⅰ H.Mさんのコメント

午前は原爆資料館から御幸橋までの間をフィールドワークしました。実際に歩いて見ると,想像以上に距離があり,原爆の被害がいかに広い範囲に及んだのかを実感しました。所々に設置された説明板や,古くからある建物は普段は風景の一部となってしまうけれど,それらに注目してみるだけでも,ここが原爆が投下された地だということを感じ,身近なことに思えました。

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高Ⅰ Y.Kさんのコメント

午後は被爆体験を聞いたり,GISを使って午前のフィールドワークをまとめ,班ごとに発表したりしました。

被爆体験は当時五年生,現在81歳の方のお話を聞かせて頂きました。スライドの写真には目を背けたくなるものもありましたが,お話を聞いて,被爆者が減少している今,言葉だけでなく,視覚の記憶も私たちが受け継いでいかなければいけないと感じました。また,お話の中に出てきた「黒こげ,ずるずる,どろどろ」というフレーズが耳に残っています。何度も繰り返されたこのフレーズはそれほど原爆投下直後の広島を的確に表現しているのだろうと,衝撃を受けました。    

そして,GISは,初めて使いましたが,操作の仕方も丁寧に教えて頂いたので無事完成させることができました。フィールドワークを通して得た,写真,説明,位置などの様々な情報が一つの地図にまとまり,とても見やすくなり,どの班の発表も分かりやすかったです。

また,卒業生や,他校の同学年の人の意見も聞くことができ,良い刺激を受けました。来年もたくさんの人に参加してもらいたいです。  

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多くの清心生をご指導いただき,地理情報システム学会の皆さまにはお世話になりました。ありがとうございました。

 

3月3日に行われた第10回科学地理オリンピックで,高校生のF.Hさんが銀メダルを受賞しました。

本人からのコメントが届いたのでご紹介します。

F.Hさんのコメント

第十回科学地理オリンピック日本選手権で銀メダルを受賞しました。

地理オリンピックは毎年1回開催される大会で、選択式の一次選抜と記述式の二次選抜の結果でメダルの受賞者が決定します。

 

地理の授業で先生にこのオリンピックを紹介していただき、初めて参加したのが高1の時でした。この時は一次選抜さえ通過できるとは思っていなかったのに、まさかの銅メダル受賞で、地理の先生も私自身もとても驚きました。銅メダルを受賞できたことが嬉しく、ならば今度は金メダルを取りたい!と思って参加したのが、今年の地理オリンピックでした。

 

昨年は記述問題に全く歯が立たなかったので、今年は地理学の本や資料集を読んである程度は勉強しました。今思えば、もう少し努力の余地があったと思います。せっかく本で読んだことに関する問題が出題されたのに、満足いく説明ができませんでした。記述問題には金メダルも取れるかも、という手ごたえがあっただけに、銀メダルという結果は非常に悔しいです。

 

地理オリンピックの問題は、大会の名前に「科学」がつくというだけあって、知識だけで解くことはできない問題です。他分野の知識をうまく組みあわせる発想や、思考力、想像力などが求められる問題だと思います。一般的な地理の問題のイメージとは違うかもしれませんが、色々な角度から問題を眺め考察することで新たな発見があったり、物事の違う側面が見えてきたりする、考えていてとても楽しい問題です。中学校で習った地理はあまり好きではなかった私ですが、高校でより深く地理を学び、オリンピックにも参加する中で地理が大好きになりました。学んだことすべてが関連していくことが、私の考える地理の面白さです。

 

昨年と今年の2年とも、二次選抜の広島会場で女子は私一人だけでした。とても心細かったです(笑)後輩の皆さんにもどんどん地理オリンピックに参加してもらい、私が及ばなかった金メダルや国際大会に挑戦していってもらいたいです。

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高3のS・Eさんが,高2のときに受検した英検一級に合格しました!

S・Eさんの合格体験記です。

  高校二年生の二学期の半ば,廊下を歩いていたとき,昔担任だった黒田先生と偶然すれ違いました。そのときに,先生から英検一級の受検をすすめられました。それがきっかけで受けてみようと思いました。黒田先生の勧めがなかったら受けることはありませんでした。対策期間は十月からの三カ月間。他の科目の勉強の妨げになるのはよくないと思い,英検だけに集中することはしませんでした。そのため,単語はもっぱら通学中の電車内で覚えました。

  しかし,過去問題を解いてみると,単語集の単語ばかり覚えているのではだめだと気付きました。特にエッセイが自分は弱いと感じました。一級は時事問題に関する200語のショートエッセイの配点が高いです。そこで、英語科の久保先生に頼んでエッセイを添削してもらいました。冬休みの間、一日一本書くことをノルマにしました。これで自分の意見を英語で述べる力がついたと思います。

 一次試験のあとも英語の先生に二次面接対策をしてもらいました。二次では時事問題に関する二分間のスピーチが必要です。「すべての国が資本主義を採択するべきか」「遺伝子組み換え作物の利点はその危険性に勝るか」といった、日本語でも難しい問題が出題されます。はじめはつっかえたり、論旨にまとまりがなくなったりして、二分間がとても長く感じました。しかし、回数を重ねるうちに言いたいことが英語でなんとか言えるようになりました。

 一次試験、二次試験、どちらも一回で合格できたことは、学校の先生方のご指導があってのことだと思います。一人の力では到底できませんでした。先生方、本当にありがとうございました。

 

今までこつこつ積み重ねてきたものが見事に花開きましたね!

おめでとうございます!

 

 

 

毎年多くの生徒が受検する「日本漢字能力検定」。

2015年度,本校は優秀団体賞を受賞しました。

全国で20,000を超える団体が受検する中,合格率等から120団体が優秀賞に選ばれます。

清心の漢字検定は,希望者が希望する級を受検する任意受検制です。

一人ひとりが自分の目標級合格を目指して地道に努力した成果が,この度の受賞に結びつきました。

漢字検定をとおして,漢字を正確に書けるだけではなく,語彙を豊かにし,

さらには漢字文化の奥深さを学んでもらいたいと思います。

 

3月31日(水)の大阪フィールドワーク午後編です。少彦名神社、くすりの道修館資料館、 道修町界隈フィールドワークのようすです。

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参加者の一言感想です。

・普段観光で回れないようなところに行けてよかったです。
・企業家についてあまり考えることがなかったけど、深く考えることができてよかったです。
・道修町にはこんなにも製薬会社が集まっていてびっくりしました。大阪の大都会の中にもいくつか近代の建物があって、それがうまく溶け込んでいたのがすごかったです。
・フィールドワークで新たな出会いがあって面白かったです。飛び込みで製薬会社に入って話をうかがったときも、快く対応してくださったのでよかったです。

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参加後のレポートも楽しみです。学園祭(5月28日、29日)でご披露できると思います。

お世話になった皆様、ありがとうございました。

2015年度の「今日の清心」をお読みくださり、ありがとうございました。

なお、「受験生の皆様へ」をクリックしていただくと、2016年度の公開行事イベントを紹介させていただいております。皆様、どうぞお越しください。

明日からも在校生や卒業生のさまざまな活動をご紹介したいと思います。

どうぞよろしくお願いいたします。

 

3月31日(木)地歴科主催の大阪フィールドワークに高校1年生が15人参加しています。

午前中は,大阪企業家ミュージアム,旧小西家住宅,大阪取引所に行きました。

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今年ブレークした五代さまの像が!

お昼は中之島公園,午後は適塾や道修町に行く予定です。

地歴科の教員に加えて,京大や広大の地理専攻の卒業生も参加しています。

充実した研修となりますように。

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